ご存知でしたか?
2019年07月03日
お久しぶりです。Kです。
鴨川も梅雨ど真ん中。雨が降ったり止んだり。でも、峯岡山系の中腹は靄がかかって、
ちょっと幻想的です。
さて、少し前なのですが、K旦那が「この場所知ってた?」と。
お隣の館山市なのもありましたが、全く知らず…。
なので、行ってみました!
「平成16年4月1日より、館山海軍航空隊赤山地下壕跡(通称:赤山地下壕)の一部が公開されました。
赤山地下壕は、合計した長さが約1.6kmと、全国的にみても大きな壕で、館山市を代表する戦争遺跡のひとつです。
昭和10年代のはじめに、ひそかに建設がはじまったという証言もありますが、今のところ赤山地下壕に関する資料が、ほとんど確認されていないため、つくられた時期は、はっきりしていません。しかし、このような大きな地下壕が、1941(昭和16)年の太平洋戦争開戦の前につくられた例はなく、当時の軍部が本格的に防空壕をつくりはじめたのは、1942(昭和17)年より後であることを、他地域の壕から知ることができます。」
(館山市ホームページ「赤山地下壕の見学」より抜粋)
実は戦争遺跡ということでKは少し緊張しておりました。が、K旦那&子はヘルメット着用しての
入場で探検気分。
ちょうど緑あふれる時期だったのでぱっと見は、どこが入口か、そもそもこんなところにあるの?
という感じです。
入口手前には地下壕についての説明があります。公開しているのはごく一部分。重機もたぶん
使えなかった時代にこれだけの地下壕を手掘りするのは「大変だっただろう」という言葉では
足りないかもしれません。
そして、入口へ。中は、最小限の照明になっています。
(写真撮りが下手で申し訳ないです。)
中はひんやりとしていて、雨が降っていたのもあり、うっすら白んでいます。
↑ところどころにこのような解説があります。
戦時中どのように使われていたか、大人でも勉強になります。
↑
そして、この点。いたる所につるはしで掘ったであろう跡が残っています。
見学可能エリアもかなりの広さですが、戦時中にこの壕全体を人力で作った
ことにただただ驚きでした。
戦争遺跡ではあるのですが、写真でも分かるように地層がくっきりと出ていて
これもまた興味深いです。
今回は鴨川を出てお隣館山に行ってみました。
内房エリアはK旦那&子を連れていきたい所が多々あるので、行ったらまた
ブログにアップします♪